なんちゅBOX

鬱主婦による育児・勉強・投資…なんでもかんでも詰め込みました。

酒の神に愛されたい豚のお話

今週のお題「変わった」

なんちゅの夫は甘党なので、基本的に飲酒はしない。私もうつ病やアレルギーの薬との相性、そして妊娠と授乳でしばらく酒は絶っていた。

 

昔は、仕事が終われば居酒屋で集合して少しのお酒と美味しい肴で英気を養っていた、といえば聞こえはいいが、実際には仕事が終わる時間帯に飲食店がやっていなかったからということも多いにある。居酒屋は好きだけど酒がないとダメか?と言われるとそうでもなかった。あの雰囲気と居酒屋飯が好きなのだ。

 

ところが最近、なんちゅの夫が趣味でとある大会に参加し、そこで手に入れたビールを持ち帰ってきた。それを久しぶりに飲んだのだが美味いうまい。

なんとなく疲れが残っていて体が強張っていたのだが、それがふっと軽くなったのだ。

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おお、アルコール。いとしのアルコール。

離れていて分かった、あなたの良さ。

 

なんちゅは衝動性が強めなので、次の日も、お小遣いを握りしめコンビニに走って一缶買っては飲み、その次の日も飲んだ。

みんなもご存知の通り、コンビニは高い。

 

だから、スーパーで350MLの六缶パックを購入。もちろんお小遣いから買うのだ。

育児に追われ、気圧にやられ、ホルモンバランスにやられ。。。

ただ息を吸って吐いて生きているだけな気がするのにストレスは雪のようにしんしんと降り積もる。大好きなビールは一缶飲むだけで、これらをふっと溶かしてくれる。まるで羽が生えたようだ。

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一方、この値上げの波がなんちゅの財布に迫る。ただでさえ、ようやく再開した趣味の吹奏楽は団費がかかるし、往復の交通費も発生。今やっているアルバイトは家でやるとなると娘の邪魔が入って集中できないから、カフェに通ってしている。

もうアルバイトをやるためにカフェに行っているのか、カフェに行くためにアルバイトをやっているのか分からなくなってくる。

 

大体、4千円ほど余るとはいえ、そこから他にもお菓子を買ったり、ハンドメイドの材料を買ったりするのだ。そこに酒代が入る余地があるのか?

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そして、何より気になるのはこの腹だ。産後授乳により元に戻ったはずの体重がまた増えている。友人に譲ってもらったリングフィットをやり始めたが、体重は高止まり。

これが株価だったら嬉しいのに。

 

ビールは太る。このまま食べる量を減らす?無理だ。

お米はお腹いっぱい食べたいのだ。ほっぺにいっぱい頬張ることは絶対にやめられない。

運動を増やす?無理だ。

娘の邪魔を避けながらという、難易度高くても取り組んでいるリングフィットとママチャリ移動が精一杯。

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それにビールは常習性がある。アルコールに溺れる前に我に返った。生きた心地がした。

 

いつまでもあると思うな、親と金。

自ずから減ると思うな、肉と癖。

 

ビールは特別な時にとっておこう。だから、しばらくお別れだ。

変化は常に起こっていたら疲れる。たまにだから良いのだ。

ありがとうビール、さようならビール。

【終】