なんちゅは長年、金に無頓着だった。
例えば教員になる前、ラミネーターやテプラ、画用紙、色鉛筆などバイト代を使って教室に置いた。
その他にも『読書をする学級づくりがしたい!』とたくさんの児童書を買った。
実際は印刷室や事務室に置いてあるから借りれるのに。
なんででしょうね。
昔は学級費や図書費なんてのがあったらしい。
そこ削減すなァ!!
そんな項目を経費に組み込まなくても教員って必要だと思ったら自分のお財布から出しちゃうのよね。
しかし、なんちゅは教員という仕事だけに金を使ったのではない。
浮かれる初ひとり暮らし
末っ子なんちゅは大学卒業後、親は早期退職をし田舎に帰った。
自動的に始まったひとり暮らし。
1ヶ月7.4万の物件に住むことにした。
実家に7ヶ月住んでる頃までは一月に3万ずつ家に納めていただけなのに。
引っ越すためのお金が足りなかった。
引っ越し代、敷金礼金。。。
こんなにお金がかかるんだ!と衝撃を受けたことが懐かしい。
記憶にある散財
恥を惜しんで何に使ったか思い起こした。
長期休みの旅行;これは自分の中では経験になったため無駄遣いという認識ではないが、にしても長期休みが来るたびに色んなところに遊びまわっていた。
五年生の社会で出てくる土地に教材研究しに行くことも。(岐阜、新潟、九州地方、沖縄…)
外食;毎日のようにラーメン食ってた気がする。ラーメン、お弁当、ラーメン、ラーメン、寿司、ラーメン。。。
飲食店がやっている時間帯に帰れない。それになんか知らんけど喉越し良いやつじゃないと疲労し過ぎて辛い、1人で入りやすいってのがあったかな。
一日一番安い700円のラーメンを一杯食べたとして、週3で食べたとすると
700×3×4=8400…oh…
やっすいラーメンばかりじゃ絶対に満たされないので色々つけちゃうよ。
しかもタチが悪いことに、休日は料理欲が湧くというね。
そして食材をダメにする。
フードロスも良いとこ。
飲み;いわゆるフッ軽女(フットワークが軽すぎる女の意)だったので、大学時代の友人に呼ばれるとかならまだしも、ネットで仲良くなった人と唐突に『飲みに行こうぜ』と誘い誘われるままに飲んでた。
美容;芋が発作を起こすと単なる散財。詳しくもないし、メイクする機会もないのに買っちゃう。定期的にこの発作がくるもんだから困る。しかも色が似合わないことが多い。
毛量の多いなんちゅはコントロールが不可能で暴走を止められないので月1で美容院行ってた。
カラーとパーマを交互にし、1.5万は確実に飛んでた気がする。
と、まぁこんな感じでひたすらお金があるだけ使っていたら貯まるはずがない。
一応財形貯蓄はしたものの、微々たるものである。
家庭を持ったなんちゅは考えた。
結婚してダブルインカムになり、少し余裕ができ、結婚式も自分で作れるものは作り節約したけどお金をかけたいところ(料理)にかけて、我々らしいとても良いお式を挙げることができた。
子供を授かりまた意識がかわる。
病気をして妊娠して退職。
しばらくは夫の収入のなかでやりくりをしなければならない。
娘の教育費が必要になるんや。なんとかせにゃ。
▶︎長くなったのでつづく