minne、Creema…
ここ数年の間にハンドメイドサイトが成長し、そのサイトを見ることが好きだ。
二子玉川に実店舗も出店している。デザイン豊富なアクセサリーから衣類、鞄やインテリアなどなど。
さまざまな商品を実際に見ることができてとても心が浮き立つ。
ちょっとお値段が張るけど、選び抜いて友達にプレゼントしたらとても喜ばれた。
世界に一つだけの作品。
その時だけの出会い。
と、ときめく〜!!!
三軒茶屋にあるlupopoという小さな喫茶店がお気に入りでコロナ前は足を運んでいたが、そちらも店内の半分がハンドメイド販売ブースになっている。
正方形の木箱の中にそれぞれのハンドメイド作品が展示されているのが良い演出になったらと思う。
(チーズケーキ絶品ですからぜひ)
yuさんが始めたのはネイルチップ屋さん?!
yuさんはコールセンターで働いた同期。
社食を食べながら彼女は携帯を見せながらこう言った。
「わたし、ネイルチップ販売しようと思うんだよね。こんな感じの〜」
見せられたなんちゅの頭の上にたくさんの「?」
何を隠そう、なんちゅは芋だ。
それはもうほっくほくの。
アトピーだったのもあり、化粧やらネイルやらは私には無用だと遠ざけていたのだ。
(大学時代はほぼすっぴん)
だから、なのかは分からんけど
その子が自作したというネイルチップを見て
「え…」と思ったのだ。
ほっそい針金を丸めてのっけて、独特な色合いのインクがぽちょんと落とされている…だけの…
少し風変わりというか…前衛的というか…
わたしはよくあるような大理石柄とかフレンチネイルとかそういう感じのが好きだったので「売れないでしょ」と思っていた。
売れっ子になり…
しかし、私の予想とは裏腹に段々と顧客をつけていった。
いまやなんと、仕事を辞めてネイルチップ販売で生計を立てるほどに…!
yuの7つの戦略
①元手が安くて入荷しやすいものにすること。
②短時間で量産可能なものにすること。
③少し奇抜なニュアンスネイルにすることでおしゃれ上級者向けに販売すること。
④リピーターがつくように、季節性や気分で変えたくなるものにすること。
⑤インスタを活用し知り合いにいいねをしてもらうこと
⑥成人式や卒業式を迎えそうなアカウントにいいねをしていくこと
⑦オーダーに対応すること
成人式の振袖に合わせた色や柄をネイルに盛り込む。
カラーチェンジをしたり、組み合わせを変えたり。
お任せオーダーなんかもしてる。
新しいデザインを発表し、売れるたびに何が売れたかマメにインスタで報告。
ネイルチップがなんと3600円から5000円代。
そうか。なんちゅのようなおしゃれの入り口にすら立っていないやつはyuのマーケティングターゲットの対象外!
上級者はお金をかけてでも自分の感覚にあうネイルを求めるのか…
あと良いなと思ったのが販売の時の商品説明の強気さ。
販売の時のトラブル防止には強気の姿勢で最初から免責事項をきちんと提示しているところが良い。
メルカリでも販売していた時は値下げ交渉から入ったり、やり取りで意図が汲み取れずケチをつけられたりと面倒くさかったらしい。
値下げ交渉してくる輩はいらん!としたところトラブル減ったみたい。
ある程度敷居を高くすることが大切なんだな。
なんちゅの結婚式の時、その子がネイルしたいと申し出てくれたのでやってもらった。
その時はちゃんと自分のしたいネイルの参考画像見せて、理想の形にしてもらった。
手を見るたびに上がるテンション。
いいよな、こういうの。
私も今試作品作ってるのでアップしますね〜